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サブシジョン

サブシジョン

サブシジョンは、皮膚の内側でニキビ跡を引きつけている瘢痕(はんこん)組織を専用の針で切り離すことで、肌表面のへこみを改善する治療です。凹んだニキビ跡の原因に直接アプローチできる、根本的な治療方法のひとつです。

サブシジョンの効果

炎症性ニキビが治ったあと、皮膚の奥で瘢痕(はんこん)組織が硬くなり、皮膚を内側に引き込んでしまうことでクレーターのような凹みができます。その凹みに専用の針を使い、癒着している部分をピンポイントで切り離します。
 切り離した部分には、新しいコラーゲンが再生され、皮膚が内側から持ち上がることでクレーターが改善していきます。

適応となるニキビ跡

サブシジョンは、すべてのニキビ跡に適しているわけではありません。特に効果が高いのは以下のようなタイプです。

ローリング型(Rolling scars)
 → なだらかな広い凹み。皮膚が引きつれて波打ったように見えるタイプ。
※アイスピック型(深くて狭い凹み)や、ボックス型(縁がくっきりした凹み)にはダーマペンとの併用が推奨されます。

サブシジョンによる施術の注意事項

麻酔:局所麻酔薬により行いますが、アレルギーのある方はアイスパックで行うこともあります(アイスパックでは麻酔が十分でない場合もあります)
所要時間:30分程度(施術部位や範囲により変わります)
洗顔:当日はぬるま湯で流す程度ですが、翌日から可能です。
入浴/シャワー:入浴、シャワーは当日から可能です。
飲酒/運動:当日、翌日はお控えください。
メイク:当日、翌日はお控えください。
ダウンタイム:かゆみ、痛みを伴う炎症が起きる可能性があります。1週間-10日程度で改善していきます。
副作用:血腫(内出血)、感染、色素沈着、肥厚性瘢痕/肉芽(しこり)、アレルギー